投資信託のファンドはたくさん有りすぎてどれが良いのか判りません。SBI証券では、ナント2,500本程度取り扱っています。その中から自分に合う銘柄を探すため、私が基準とした9つの選定ポイントについて記載します。
2,500本ある銘柄を一つ一つ見ていくのは無理なので、パッと機械的に絞り込むための評価ポイントを、以下のように置いてファンド探しをします。インデックスファンドに関する本や記事を読んで、自分なりに大事だと思う観点をまとめた結果です。
評価ポイント | 見極めポイント |
---|---|
純資産残高 | 100億円以上 |
アセットクラス | バランスファンド |
償還日 | 無期限(必須!) |
買付手数料 | ノーロード(無料)がいい |
信託報酬 | 年1%以下で |
信託財産保留額(解約手数料) | 最大でも0.5%までで |
純資産の増減状況 | 上昇傾向にあること |
分配金 | なし(再投資型であること) |
自動積立可否 | 自動積立の設定が出来ること |
純資産残高、純資産の傾向:
ある程度の資金の規模があること。今後も増え続けていく傾向であれば、健全に運営できるはず。
アセットクラス:
外国株式は値動きが激しくて怖い、債券は上昇があまり期待できない。損したくない。手間は掛けたくない。中途半端な自分はごちゃ混ぜになっているバランスファンドが良さそうなので「バランス」で探します。
償還日:
別の記事でも記載したとおり長期的に運用することが前提のため償還日が設定されているものは除外します。
買付手数料、信託報酬、信託財産保留額(解約手数料):
買うときに掛かるコスト、保有している期間中掛かるコスト、売却(解約)時に掛かるコストです。せっかく収益が出てもコストが高くならないようにします。
分配金:
複利効果を生かすため分配金はナシとします。また分配金有りの場合運用コストが高くなる傾向にあるので、「収益を最大限に出す」という目的ではナシの選択しかないです。
自動積立:
証券会社で取り扱っているファンド全てが自動積立に対応しているわけではないので注意です。最初に積立設定だけしておけば後は放置できるので必須です。対応してないファンドを選択する場合、自分で毎月決めた日に買い増しをしていくことで同じ効果が得られますが、なるべく手を掛けずに自動化できるものは自動化させます。
これらの条件で2,500あるファンドの中からこれだというものを選んでいきます。続きます。
※2017/05/31 分配金について追加しました