平日の昼間は仕事、家に帰ったらグッタリ・・・。土日は出かけたり遊んだりで勉強する時間が無い!!家で机に向かわずに、通勤時間を有効活用して合格してみようって記事です。
ということで、先日合格発表が終わった「情報処理技術者試験 データベーススペシャリスト
データベーススペシャリストとは
ちゃんとした定義はIPAにあるのでそちらを参照してください。私の場合は実務でも同じようにデータベースに関する設計に関わることが多いですが、ぶっちゃけこの資格が仕事で役に立ったことはありません。持ってないと仕事が取れないこともないし、それほどハクが付く資格でもないので名刺に載せることも恥ずかしくて出来ません。じゃあ何で取ったのかって?私の受験の動機は、合格すると会社から一時金が支給されるためです。(つまりは遊ぶ金欲しさ)
実務やってれば無勉強でいけるか?
データベーススペシャリスト試験は情報処理技術者試験の中でも「高度」な区分に分類されており、難易度的には高めです。ですが、個人的な感覚としては、実務経験がアリなら無勉強でも内容の半分くらいはカバーできる気がします。でもさすがに合格までは出来ません。なぜなら残りの半分は試験でしか出てこない考え方や問題解決があるからです。具体的には第N正規化とかの定義ですね。普段の仕事で使ってます?ということで最低限の試験対策用の勉強が必要と考えます。
おススメの書籍、問題集
個人的に見やすくておすすめな本です。私が買った本は以下の2冊
ポケットスタディ データベーススペシャリスト
SQLの構文なんかは普段の業務でやってれば覚えますが、第X正規化の定義やJOINの仕組みとか言葉をちゃんと覚えましょうということで、一冊持ち歩ける本があると良いです。Google先生に聞くのもよいですが、体系的に学ぶにはやはり本が一番良いです。
データベーススペシャリスト 合格教本 (情報処理技術者試験)
過去問が充実しているし、答えに対する解説が丁寧なのでおススメです。過去問対策は、試験を受けるにあたって出題のパターン、出題者側の考え方を理解するために非常に重要な対策の一つです。というか直近2年分くらいの過去問やってれば合格できます。というくらい大事です。過去問だけであればIPAからダウンロードできるのですが、解説が無い(または不十分)です。
※毎年改版されますが、出題傾向に変更がなければとくに買い換える必要は無いかとおもいます。高いし。
ちょっとの時間、空間で普段から勉強できる工夫が重要
基本的には移動中の電車や、休憩時間といったスキマ時間を勉強時間に当てますが、重要なのはいつでもちょっとの時間でも勉強できる環境が作れるできること、苦にならないことです。一日30分でも十分です。
通勤電車だと座れないこともあるし、毎日何冊も本を持ち歩くのは苦痛です。ということで私の場合は前述した本を「章単位、過去問は1年分の問題と解説単位」に引き裂いて持ち歩いてます。今日はここだけやろうと目標が立てやすいし、持ち歩くのも軽くなりますし、片手がつり革やカバンでふさがっていても薄い資料レベルなので片手持ちが苦になりません。メリットだらけです。デメリットは見た目は悪いこと。本を切るのは抵抗がありますが、どうせ試験が終われば使わなくなるモノなので大事に使っても仕方ないです。割り切りましょう。
試験当日にそなえる
試験自体はほぼ一日丸々(9:30~16:30)の長期戦です。
午前Ⅰ | 50分 |
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午前Ⅱ | 40分 |
~昼休憩~ | |
午後Ⅰ | 90分 |
午後Ⅱ | 120分 |
昼休憩後の後半は体力&精神力勝負的なところもあります。ガッツリ昼食食べると眠くなってしまうので軽めに。そして前日は悪あがきせず早めに寝ましょう。
また、午前Ⅰ免除があると体力的にもだいぶ楽なので、一年目は午前免除を得る&試験の感触をつかむためにダメもとで一度受けてみても良いかもしれないです。
さいごに
今回ダメだった方は、この記事がちょっとでも参考になって、来年合格になれば幸いでございまする。
わたくし事ですが、データベーススペシャリストを最後に情報処理関係の資格試験を受けることは辞めました。理由は今後のキャリアパス的に必要な試験が論文形式で回答する試験ばかりだからです。過去に2度ほどシステムアーキテクト試験を受けましたが、どちらもの論文判定が×(B判定)でした。普段の生活で3,000~4,000文字を書くことが無いので、まず文字を早く書く練習が必要で、今回書いたような対策では合格出来ないからです(笑)
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