前回の記事に引き続き、スーパーカブのレッグシールドのスリム化(レッグシールド化)の記事です。事前にある程度加工済みのクロスカブのカバーセットを現物に取り付けていきます
クロスカブ用のカバーセットのカットは、事前のネット調べた画像の中で一番加工量が少なそうなものをベースに(前回記事参照)鑢掛けのみでカットしました。
が、現物に合わせてみると、ちょっとハンドル切っただけで全然引っかかるので、全然ダメダメです。もっともっと削らないとダメそう。ハンドルをまっすぐにした状態は全然大丈夫だけど、
ちょっとハンドルを切るとすぐに干渉します。
ということで、バイクの隣で灼熱の夏日の中、削っては仮止めを繰り返し、最終的にはここまで加工することになりました。トータルで鑢掛けしていた時間は1時間位かかったかも。
裏から見るとこんな感じ
ハンドルを切っても干渉しないことを確認できたので、カバーセットにシュラウドを取り付けます。シュラウドを取り付けた後にカバーを削るのは大変なので、作業の順番には注意が必要です。仮組して、ハンドルを左右に切って干渉がないことを確認したら、シュラウドを取り付けます。取り付けた後にさらにサイドカバーを削る際にはシュラウドに傷がつかないように注意です。
さて、あとは組み立てるだけ。。。と思ったらここで予想外の事態が発生。
事前の調査(ググっただけ)では特に見つからなかったが、クロスカブの左カバーを取り付ける際に、メインパイプに取り付けられているハンガーの部分と干渉してしまい、カバーが取り付けできないことが判明。
ハンガーが通る部分だけカットします。※写真はニッパーで切り取った直後。その後バリ取ってきれいにしました。
写真の通り、ハンガーに接触する部分を回避
サイドカバーの取り付けが終わったら、フロント部分の取り付け。スーパーカブのレッグシールドだと、上部2か所がねじ止めだったけど、クロスカブの場合は爪の固定+センター一箇所のねじ止めのみ。
取り付けの際には本体部分に養生しておくことをおすすめ。カバー取り付けの際に傷が付くのを防止できます。
もともとレッグシールドを固定していたステーが残っていますが、センサーカバーの役割も担っているため、そのまま残しておきます。うまいことアルミ板とか加工してアンダーカバー作れないか模索中。
完成までにかかった時間
トータルの作業時間は2時間程度でした。内訳は以下のような感じ。
・レッグシールドの取り外し(30分)
・サイドカバーの鑢掛け(60分)
・サイドカバーの組み立て(10分)
・部品の取り付け(15分)
ということで、ほとんどカット(鑢がけ)に時間を費やした感じで、部品の取り外し・取り付け自体はそんなに大変な作業ではなかったです。
完成した姿がこちら
取り付けが完了し、軽く試走し問題ないことを確認しました。ベトナムキャリアはボルトオンする場所がスーパーカブのレッグシールドと全く同じなので、以前付けていたものをそのままつけています。
かなり雰囲気が変わっていい感じになりました。
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