投資信託に買いタイミングと売りタイミングは存在するのか考察してみる

インデックスファンドで投資信託の積み立てを開始します。買い付けにあたり買いと売りのタイミングについて整理してみます。

下記は「三井住友TAM-世界経済インデックスファンド」の設定日(2009/01/16)~現在(2017/05/26)の基準価額をグラフ表示したものです。赤い線はそれぞれの日付の終端を結んだものです。

約8.5年の期間で基準価額が10,000円⇒21,017円となっているので単純計算だと年間で約12.9%上昇している計算になりますね※

※計算式:(21,017円-10,000円) / 10,000口 / 8.5年 * 100(パーセント表示)

これだけを見ると今後もグングン上昇していくような気がするので、今すぐにでも買ったほうが良さそうに見えます。が大事なポイントがひとつあって、このファンドはリーマンショック後に設定されたものなのです。リーマンショックを経験したインデックスファンドも同じようにグラフ化してみます。下記のグラフは「三井住友-三井住友・DC年金バランス50(標準型)」を同じようにグラフ化したものです。期間は設定日(2005/09/30)~現在まで。

赤い線は同様に右肩上がりとなっています。オレンジの噴出し部分が2008年のリーマンショックがあった時期になります。直後の2009年あたりでは影響を受け10,000円を割り込むほどに下がっていいますが、その後持ち直し2013年1月に10,000円を回復し現在の基準価額は14,786円となっています。世界的な不況にあっても「設定日に買い付けて現在まで売却せずに保持していれば」利益が出る結果となりますね。このグラフをベースに買いタイミングと売りタイミングを色々みてみます。

買いタイミング

同じファンドのグラフを使って、買いタイミングをシフトした検証をしてみます。赤い線はファンド設定日に購入(基準価額10,000円)、黄色い線はリーマンショック前の高値時に購入(基準価額11,850円)、ピンクの線はリーマンショック後の最も基準価額が低いタイミングで購入(7,587円)とした想定です。

2017/5/26現在まで保有していた場合の損益はピンク(+7,199円)>赤(+4,786円)>黄色(2,936円)となり、一応全てプラスになりますね。

売りタイミング

今度は売りのタイミングをシフト(投資期間を短くした状態)します。先ほど買いタイミングをシフトしたそれぞれの条件に対して、2013年9月30日(基準価額11,692円)で売る場合にはどうなっているのか?という観点で見てみます。

2013/9/30時点での損益はピンク(+4,105円)>赤(+1,692円)>黄色(-158円)と、買ったタイミングによってマイナスとなるものが出てきました。今後右肩上がりに上昇していくのですが、このタイミングで売却してしまうとマイナス確定となります。

まとめ

インデックス投信は今すぐ買って長期運用すべき

「世界経済は今後も一定の割合で成長し続けること」ことと、「世界的な不況が起きても数年~十数年(?)で回復する」ということが変わらない限りは、「いつ買っても良いし、一時的な下落があっても売ってはならない(むしろ安く買い増すべき)」なんだと思います。一時的な値下がりにビクビクしない強い心が必要ですね。

 

 

 

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