システムエンジニアってどんな仕事しているの?システム開発って何やっているの?といった疑問に対し、へなちょこシステムエンジニアが「システム」について超ざっくりとお伝えしてみます。間違ってても謝らない。
システムって何
システムという言葉を直訳すると、組織とか仕組みとかって意味です。いつも利用しているネットショッピングや、銀行のATM、コンビニのレジ(POS)といった「仕組み」というのは、「こんなのあったらいいな。こんなの作りたいな」という要望(要件)によってシステム化され、利用できるようになったものです。システムとして作り上げたものはアプリケーション(アプリ)とかソフトウェアとかって呼ばれてます。
システムには様々な種類がある
世の中のありとあらゆる物がシステム化されておりまする。モノのインターネット(英語: Internet of Things, IoT)といった言葉もあるとおり、ありとあらゆる物がインターネットで繋がってシステム化されてます。
1.Webアプリケーション
パソコンのブラウザ(IEやChrome)、IphoneのサファリなんかでGoogle先生にわからないことを聞くことや、ネット証券にログインして株を売ったり買ったり売買する仕組みはここに該当します。
2.パソコンやスマホのOS
アプリケーションを動かす土台になる部分だってアプリケーションなんですぜ。Windows、iOS、アンドロイドとか、聞いたことありますよね??
3.パソコンで使うExcelとかWordとか、会計用ソフトとか
これらの市販(パッケージ)されているものもアプリケーション。
4.お店や会社の人が使っているもの
みんな持っているスマートフォン。私はドコモユーザですが、機種変更でドコモショップに行ったときに、受付のお姉さんがパシャパシャキーボードを叩き、契約状況を確認したり、契約書を印刷したりしているものもアプリケーションです。最近はネット(ドコモオンラインショップは前述のWebアプリケーションに該当します)で機種変更が出来るんで店頭に行くことはほぼ無いですが。
5.普段の生活で何気なく使っているもの
タイムズ駐車場には基本誰も居ません。車を止めると、とまっている間は駐車料金を計算。お金をちゃんと払ったらフラップが下がる。これらの一連の動きもプログラムされたものです。
これら全ては誰かが作ったシステムなのです。裏には人が居るのです。勝手に生まれてこの世に存在していたわけじゃないのです。1~5はぱっと思いついたものを書き並べただけです、すべてがこのカテゴリに分類されるわけではないし、2つ以上組合わさっているやつもあります。ちなみに私が仕事でお世話になっているのは1と4がメインです(社内の従業員向けWebアプリケーション)。一般向けのWebアプリケーションのお仕事を一度したことがありますが、大変でした。OSやブラウザなどあらゆる環境を想定しなければならないので・・・この辺りはまた別の記事で書くことにします。
まとめ
世の中はIoTっす。あんなのできたら便利だなーなんてものは大体システム化されてるんじゃないでしょうか。が、その裏側の見えないところではシステムエンジニアの墓場努力の汗や涙があることを忘れないであげてください。